愛猫が急にごはんを食べなくなると…ほんとうに不安になりますよね。
きのうまであんなに食べていたのに、今日はお皿の前を素通り。
うちには音(おと)とうたという2匹の猫♂がいるんですが、どちらかの食欲が落ちた日は、僕は一日中そわそわして、何度もお皿をのぞきに行ってしまいます。
音ぼくは食いしん坊



ぼくは少食だよ
「お腹がすいてないだけ?」「どこか具合が悪いの?」「ただ飽きただけ?」
考えはじめると、きりがありません。
しかも猫って、こちらの心配をよそに、平気そうな顔をしていたりするんですよね…。
今日は、猫がごはんを食べないときに考えられる原因と、気をつけたいサイン、そして見落とされがちな「フードそのもの」の話を、できるだけ正直にまとめてみます。
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まず大事なこと…「食べない」は病気のサインのこともあります
最初に、いちばん大事なことを書きます。
猫が丸一日以上ごはんを食べない時は、まず病気を疑ってください。
猫はもともと、体調の悪さを隠す動物です。
野生では「弱っている」と気づかれることが命取りになるので、限界までふつうにふるまう…と言われています。
だからこそ、飼い主が「いつもと違う」に早く気づいてあげることが大事なんですよね。
とくに、こんなサインが食欲不振と一緒に出ていたら要注意です。
- 水も飲まない
- ぐったりして動かない
- くり返し吐く、下痢をしている
- 呼吸が荒い、よだれが多い
- おしっこが出ていない
こういう時は、フードを工夫している場合ではありません。
迷わず、かかりつけの動物病院に連れて行ってあげてください。
とくに子猫やシニアの猫、持病のある子は、食べない時間が続くと一気に弱ってしまうことがあります。
「もう少し様子を見よう」が、いちばん危ないこともある…これは忘れないでください。
猫がごはんを食べない、よくある原因
病院で大きな問題がないと言われた。
それでも食べてくれない…という時は、次のような原因も考えられます。
我が家での経験もまじえながら、ひとつずつ見ていきますね。
① 口の中の痛み(歯や歯ぐきのトラブル)
意外と多いのが、口の中の問題です。
歯周病や口内炎があると、食べたくても痛くて食べられません。
「ドライをやめてウェットなら食べる」「食べたそうにするのに口をつけない」時は、口の中を疑ってみてください。
② ストレスや環境の変化
猫は、変化がとても苦手な動物。
引っ越し、模様替え、来客、新しい家族(ペットや赤ちゃん)…。
人間からすると小さなことでも、猫にとっては一大事だったりします。
トイレが汚れていて落ち着かない、というだけで食欲が落ちる子もいるんですよ。
③ フードの劣化や、味の変化
これは僕も「やってしまった…」と思ったことがあります。
ドライフードは、開封してから時間がたつと、空気にふれて香りが飛んでしまいます。
猫は味より「におい」で食べるかを決めると言われているので、香りが抜けたフードは食いつきが一気に落ちるんです。
大袋を買って、最後のほうだけ食べなくなる…という経験、ありませんか?
フードを変えたりすると、急に食べなくなることもあります。
④ 好き嫌い・飽き(グルメな子)
毎日まったく同じフードだと、単純に飽きてしまう子もいます。
人間でも、毎食同じメニューだとつらいですよね。
特にグルメな子は、「このフードはもう飽きた」とばかりに、平然と食べなくなることがあります。
いまのところ、わが家の子は、飽きずに食べてくれてます。
⑤ 加齢(シニア猫)
歳をとると、嗅覚や味覚がおとろえて、食への興味そのものが薄れていきます。
歯が弱ってきて、固いドライがつらい場合もあります。
以前飼ってたいた、ぺろ(15歳♂)がそんな感じでした。
シニア期に入った子が食べなくなったら、フードの「形状」や「香りの強さ」を見直すタイミングかもしれません。
⑥ 夏バテや季節
人間と同じで、猫も暑い時期は食欲が落ちます。
我が家でも、真夏はあきらかにごはんの減りがゆっくりになります。
涼しくなれば戻ることが多いですが、あまりに続くなら他の原因も疑ってください。


⑦ 多頭飼いで、落ち着いて食べられない
多頭飼いだと、ほかの子に取られる・見られるのが気になって食べない、ということもあります。
我が家も2匹なので、これはよくわかります。
食べる場所を分けてあげるだけで、解決することもありますよ。


病気ではなさそう…でも食べない時に、試したい工夫
原因に心当たりがあってもなくても、まず試してみてほしい工夫をまとめます。
フードを少し温める
ドライに少しだけぬるま湯をかけたり、ウェットを軽く温めると、香りが立って食いつきが変わることがあります。
電子レンジで数秒、人肌くらいが目安です(熱すぎ注意!猫は猫舌)。
ウェットやトッピングを足す
いつものドライに、ウェットフードやちゅ~るを少しだけ混ぜる。
わが家でもたまにやります!
これで「とりあえず一口」が出れば、そのまま食べてくれることも多いです。
ただ、トッピングが当たり前になると、ドライだけでは食べなくなることもある…ここはさじ加減ですね。
量を減らして、回数を増やす
一度にたくさん盛るより、少しずつ何回かに分けるほうが食べてくれる子もいます。



ぼくはたまにご飯を残しちゃう
早食いや食べすぎで吐いてしまう子にも、これは効果があります。


食器と置き場所を見直す
ヒゲがお皿のふちに当たるのを嫌がる子もいます(ヒゲ疲れ、と言うそうです)。
少し高さのある食器に変えたり、静かな場所に移すだけで食べはじめることも。


それでも食べない・好き嫌いが激しいなら、「フードそのもの」を疑う
いろいろ試したけど、やっぱり食べない。
あるいは、特定のフードだけは頑として食べない…。
そういう時は、フードそのものが愛猫の口に合っていない可能性があります。
人間でも「これは苦手」という食べ物がありますよね。
これ、猫も、同じです。
とくに香りの弱いフードや、原材料が好みに合わないフードは、グルメな子ほど見向きもしてくれません。
「食いつき」で評判のフード…モグニャン
ここは正直に書きますね。
我が家の音とうたは、今あげているフードで食べてくれているので、僕はまだモグニャンを試したことはありません。
でも、「食いつきが悪かったうちの子が食べた」という口コミをよく見かけるのが、このモグニャンというキャットフードなんです。
白身魚をメインにした、香りの強いグレインフリーフード。
猫が「におい」で食べるかを決めるなら…香りで選ばれているフードは、たしかに試してみる価値がありそうですよね。
もちろん、どんなフードにも合う・合わないは必ずあります。
切り替える時は、今までのフードに少しずつ混ぜて、一週間ほどかけてゆっくり移行してあげてくださいね(急に全部変えると、それだけでお腹を壊すことがあります)。
でも、いろいろ試してもなかなか食べてくれない…そんな悩みがあるなら、選択肢のひとつとして覚えておいて損はないと思います。
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食べない日が続くなら、ひとりで抱えこまないで
最後に、もう一度だけ。
フードを変えても食べない。食べない日が続く。ほかにも気になる様子がある。
そんな時は、やっぱり動物病院が頼りです。
それでも「これくらいで病院に行っていいのかな…」と迷うこと、ありますよね。
僕も、深夜にぺろの様子がおかしくて、誰にも聞けずに不安だった夜があります。
そんな時は、深夜でも猫の悩みを相談できるサービスもあります。


愛猫が、またモリモリ食べてくれる日が戻ってきますように。







