この記事を書いている9月。
そろそろうちのぺろ、抜け毛が増えてきました。

僕がぺろだよ
今日も朝起きたら廊下に餌と毛を吐いてました…
なので、今回は猫の抜け毛の理由と対策について深堀りしていきます。
猫の抜け毛については、過去に「DOQAT」でも先輩飼い主が議論を交わしてます♪
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猫の抜け毛の原因とは?
愛猫の抜け毛が気になり始めたら、まずは原因を知ることから始めましょう。
生理的な抜け毛や病気によるもの、季節の影響等、抜け毛にはさまざまな要因が関与しています。
理由を知ることで、より良い対策が見えてきますよ。
猫の生理的な抜け毛とは?
結論から言うと、猫の抜け毛はその大部分が自然な生理現象で、健康な証拠とも言えます。
抜け毛の量が多いからといって、必ずしも健康問題がある訳ではないということを理解しておくべきです。
猫の毛は人間の髪の毛と同じように、一定のサイクルで生え変わります。特に、毛の成長期と休止期という2つのステージがあり、成長期には新たな毛が生え、休止期には毛が抜け落ちるというプロセスが繰り返されています。
また、毛が抜ける量は季節や気候によっても左右されます。
つまり、一定の抜け毛は猫の身体が正常に機能している証拠であり、完全に抜け毛を防ぐことはできない、というのがその生理的な性質です。
猫は暖かい季節になると、寒い時期に必要だった冬毛が抜け落ち、新たに薄い夏毛が生えてきます。
これは体温調整のための自然なサイクルで、この抜毛期には抜け毛が非常に多く見られます。
同様に、寒くなると夏毛が抜けて新たな冬毛が生えてきます。
これらの抜け毛の量は猫の品種や年齢、個体差によって異なるため、一概に多い少ないと定めることは難しいのです。
病気による抜け毛:警告信号?
ある程度の抜け毛は猫の健康な生理現象ではありますが、抜け毛の量が急に増えたり、特定の部位からだけ大量に抜け始めるといった場合は、それが健康上の警告信号となることがあります。
病気やストレスによって抜け毛が増えるケースがあるため、状況や様子を良く観察しましょう。
まず病気による抜け毛の原因を理解するためには、猫の皮膚炎や寄生虫の存在、アレルギーや内分泌疾患など、さまざまな病気が抜け毛の増加を引き起こす可能性があることを知ることが重要です。
これらの病気はすべて、皮膚の弱りや挙動の変化など、観察により初期のうちに気づくことが可能なものです。
抜け毛が増えるだけでなく、肌の赤みや炎症、皮膚の掻きむしった跡などが見られる場合は、そのような病気を疑い健康診断を受けることをおすすめします。
ある日突然、猫が元気がなくなり、食事の量が減ったと思ったら、抜け毛の量も増え始めました。
体を触られるのを嫌がる、などの行動が見られた場合は、これらが病気の警告信号である可能性があります。
このような状況だと、すぐに動物病院に連絡を取り、具体的な症状と観察した抜け毛の状況を医療スタッフに伝えましょう。
猫自身が苦しみを表現できないので、飼い主である私たちが細かな変化に気づき、適切な手当てをすることが重要ですね。
季節変動と抜け毛:なぜ影響する?
季節変動は猫の抜け毛に大きな影響を与えます。
その理由は簡単、猫が体温を調節するため、自身の毛量を季節に応じて増減させるからです。
猫は自身の体温をコントロールするために一年を通して毛の生え変わりを繰り返します。
特に春と秋の季節の変わり目には抜け毛が増えることが多く、これは猫がこれから来る季節に備えて毛量を調整しているからです。
春には暖かい季節に向けて冬の間に厚くなった毛を抜き、夏の間は涼しく過ごせるように毛量をコントロールします。
秋には寒い冬に向けて毛を抜きますが、新しく生える毛によって保温力を確保します。
これらの調整は、猫が自然環境で生きていく上では必要不可欠なことで、その結果抜け毛の量も季節によって異なります。
猫が春になると一度に大量の抜け毛が見られるとなんとなく感じているかもしれません。
それは猫がこれから訪れる温かい季節に向けて、冬の間に増やした厚い毛を一度に抜くからです。
そのため、この期間は特に抜け毛の掃除にも気をつけましょう。
抜け毛に効果的なブラッシングの方法


猫の抜け毛対策として、季節の変わり目などには特にブラッシングが効果的です。
これは、新たに生えてきた毛の成長を促したり、毛玉を予防したりする効果があるからです。
ブラッシングの頻度とタイミング
「ブラッシングの頻度とタイミングは、猫の抜け毛対策において非常に重要です。
理由は、適切なタイミングと頻度でブラッシングを行うことで、猫の毛が健康的に見えるだけでなく、皮膚の健康も維持することができるためです。
適切なブラッシングはまた抜け毛の量を減らすもので、飼い主の手間を省くばかりでなく、毛球症(毛が胃に溜まってしまう症状)などの健康問題も予防することができます。
短毛種の猫の場合、一週間に一度ブラッシングを行うことが推奨されています。
しかし、長毛種の猫の場合は抜け毛がより多いため、毎日または二日に一度のブラッシングが必要です。
また、ブラッシングのタイミングについては、猫がリラックスしている時や、食事後の満腹時がベスト。
これは、猫がリラックスしている時にブラッシングを行えば、抵抗されにくく、またブラッシングそのものを楽しい時間として捉えてもらえる可能性が高まるからです。
ブラッシングの頻度とタイミングは、猫の抜け毛対策という観点だけでなく、猫と飼い主の良好な関係を築く上でも、また猫自身の健康維持にも大変重要なんですね。
ブラッシングツールの選び方
猫の抜け毛対策に最適なブラッシングツールは、猫の種類や体調、個々の性格により異なりますが、柔らかく優しいブラッシングが可能なツールや、しっかりと毛を取れるような機能性の高いブラシを選びましょう。
どのブラッシングツールを選ぶべきかは、まず猫の毛質によります。
長毛種には長い毛をしっかりと整えられるスリッカーブラシ、短毛種にはゴム製のブラシが適しています。
またグルーミンググローブなどは、手に装着して猫をなでるだけで抜け毛を取り除くことができ、特に人見知りな猫や初めてブラッシングを経験する猫におすすめです。
これらの道具はそれぞれ特性があり、使い方や目的によって使い分けると良いでしょう。
長毛種の猫であれば「スリッカーブラシ」は絡まった毛を解消し、毛玉を防ぐのに有効です。
また、短毛種の猫では、ゴム製のブラシが有効です。
ゴム製のブラシは、毛の絡まりを防ぎつつ静電気で抜け毛をキャッチします。
静電気は抜け毛をブラシに吸着させる効果もあり、ブラッシング後の掃除も楽になります。
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初めてブラッシングする猫や繊細な猫なんかには、「グルーミンググローブ」も適しています。
手袋のように手にフィットするため、猫はまるで撫でられているように感じます。


正しいブラッシングの方法
より効果的な対策として、正しいブラッシングの方法を適用することが重要です。
猫にとってもストレスにならず、抜け毛をしっかりと抑えるため、正しいブラッシングの技術を身につけることが必要となります。
ブラッシングは猫の皮膚の血行を良くし、新しい毛が生えやすい環境を整えてくれるます。
猫の皮膚には毛包という毛が生える部分がありますが、これが詰まると新しい毛が生えにくくなり、ブラッシングを行うことで毛包を清潔に保つことができます。
また、抜けてしまったけど体に残った毛は新しく生える際の障害になるため、早めに抜けた毛を取り除くことが重要です。
ブラッシングは1週間に2回する。
ブラッシングを行う際は猫がリラックスしている時間帯を選び、ブラッシングツールは猫の毛質に合ったものを選ぶと良いです。
ブラッシングは毛の流れに沿って、優しく行うことが大切です。
力加減を調整しながら、猫の反応を見てブラッシングを行いましょう。
また、初めてブラッシングを行う際は、少量の毛を優しくブラッシングし、徐々にブラッシングする範囲を広げていくと良いでしょう。
たびたび手を止めては猫を褒めたり撫でることで、ブラッシングを嫌がらずに行うことがコツです。
環境改善で抜け毛対策をする


抜け毛問題はブラッシングだけでなく、愛猫のライフスタイル全般が大きく影響します。
ストレス軽減や環境整備も大切な対策のひとつです。
猫のストレスを軽減する方法とは?
猫のストレスを軽減する基本的な方法は、快適な生活環境を与えてあげることはもちろん、日々の生活にバリエーションを持たせて刺激を与えることです。
これにより、ストレスが引き起こす抜け毛の問題は改善することができます。
具体的には、日々の生活に変化を持たせることで猫のストレスを軽減することができます。
これは猫が自然の生活を送っていたときには、日々新しい獲物を追い求め、敵から身を守る等、多くの刺激が存在していました。
しかしながら、人間の世話下にある猫は必要以上に安全で、行動の選択肢が少ない生活を余儀なくされ、ストレスがたまることが知られています。
したがって、これを解消するためには、猫の好奇心を刺激する玩具などを使って、日々の生活に変化を持たせることが重要となります。
新しいおもちゃで定期的に遊んだり、窓の外の景色を楽しめるスペースを作ることが有効です。
また、日々同じですと猫は飽きてしまうので、おもちゃも定期的にローテーションするとよいです。
さらに、営巣本能のある猫にとっては、猫タワーやハウスなどもストレス軽減には大いに役立つと言われています。
猫のお気に入りの場所を作る工夫
猫が日々安心して過ごすためには、彼ら専用の心地よいスペースの提供が効果的です。
それにより、ストレスが軽減され、抜け毛も減らすことができます。
猫は自己の安全性を確保するために、見晴らしの良い高い場所を好みます。
また、狭くて暗い場所に隠れることで安心感を得ることもあります。
このように猫は自らの状態や感情に応じて最も適した場所を選ぶ生き物です。
そして、猫は独自のテリトリー意識をもっており、自分だけの場所が必要と感じる生き物です。
窓際に猫タワーを設置するのは良い方法の一つです。
窓辺は見晴らしが良く、太陽の光が当たり、外の動きも見れますので、猫が好む場所と言えます。
また、猫タワーは高さがあるため自己の安全性を確保することができ、上から周囲を見渡すことによってストレスを軽減することができるでしょう。
さらに、誰からも邪魔されずに過ごせる専用の箱やトンネル、ベッド等を提供することも有用です。
それらの場所は猫が自己のテリトリーと感じ安心できる場所になります。これらの具体的な工夫により、猫のストレスを軽減し、結果として抜け毛対策につながるのです。


室温や湿度の管理の重要性と具体的な方法
室温や湿度の管理は、猫の抜け毛対策に不可欠である。
これは、猫の皮膚の健康や毛のコンディションに大きく影響を与えるからです。
猫の皮膚は意外とデリケートで、室温や湿度の変化に敏感に反応します。
特に、温度が高すぎると皮膚が乾燥し、その結果として抜け毛の量が増えてしまう可能性があるのです。
また、湿度が低いと猫の皮膚は過度に乾燥し、これも抜け毛の一因になります。
だからこそ、猫の抜け毛対策を考える上で、室温と湿度の管理は避けては通れない課題なのです。
夏場はエアコンを適度に使用し、冬場は暖房をうまく調節することで適切な室温を保つことが重要です。
さらに、湿度については、冬場に暖房で乾燥がちになる環境では、加湿器の使用を検討してもいいかもしれません。
また、適度な風通しも重要で、適切な通気性を維持することで皮膚の健康をよりサポートできます。
猫の健康管理で抜け毛対策


「猫の抜け毛対策」はブラッシングや環境改善だけではなく、基本的な健康管理も欠かせません。
健康診断やストレス管理、適切な運動量の提供など、今回は猫の健康を維持し、その結果として抜け毛を抑制する方法について見ていきましょう。
定期的な健康診断が重要な理由
定期的な健康診断は、病気や健康状態の変化による抜け毛を早期に発見や予防するため、とても重要な役割を果たします。
猫はもともとストレスを感じにくい動物ですが、突然の健康問題によりストレスを感じることがあります。
このストレスが引き金となり、予期せぬ抜け毛の増加を引き起こす可能性があります。
また、病気や疾患は猫の体調を大きく左右し、抜け毛の問題だけでなく、食欲や活動量などにも影響を及ぼすことがあります。
これらを未然に防ぐためにも、定期的に獣医師による健康診断をうけることを強く推奨します。
ストレス管理と猫の抜け毛
結論として、猫の抜け毛の問題はストレス管理が鍵となるでしょう。
不適切なストレスレベルは猫の抜け毛増加を引き起こし、その他の健康問題を引き起こす可能性があります。
高いストレスレベルは免疫システムの機能を低下させ、皮膚の状態を悪化させる傾向があります。
これが猫の抜け毛増加につながるおもな要因となります。
また、ストレスは体全体に悪影響を及ぼし、結果として食欲不振、行動変化、体調不良など他の健康問題を引き起こす可能性があります。
猫のストレスを管理することでこれらの問題を予防し、抜け毛も含めた健康状態を改善できるのです。
猫へのストレス管理には、猫に適度な運動を行わせたり、愛猫に対して充分な愛情を示したりするといったことが考えられます。
各猫が好む遊びや運動は異なるため、愛猫が喜ぶ遊びを見つけることが大切です。
また、飼い主が愛情を示し、安心感を提供することで、愛猫のストレスを軽減させられます。
さらに、安定した生活環境を提供する、日常生活のルーチンを作る、騒音や他のペットからの一時的な収容なども考え、予想外のストレスを避けましょう。
適切な運動量で抜け毛予防
適切な運動量で、猫の抜け毛を予防しましょう。
運動を通じて猫の体内の循環が活発になり、皮膚や毛に必要な栄養素が十分に行き渡ることで、抜け毛を予防するとともに、ふさふさとした美しい毛並みを保つことができます。
また、運動は猫のストレス解消にも役立ちます。
ストレス過多の猫は自律神経が乱れ、それが抜け毛の一因となり得るため、適度な運動はストレス管理にもつながります。
よくある質問と回答
これまでに、猫の抜け毛の原因、ブラッシングの方法、環境改善のアイデア、健康管理の重要性について詳しく解説してきました。
ここでよくある質問をまとめてみました。
- 猫の抜け毛はどれくらいが普通?
-
猫の抜け毛がいくら程度までなら問題ないという一般的なメーターは存在せず、季節や個体により変動するため、一概には言えません。
毛の生え変わりは猫の健康状態を反映しています。一般的に、猫は日常的に自己グルーミングを行い、毛を飲み込むことで自然と抜け毛が生じます。
この抜け毛は一日に5本から数十本程度と言われており、掃除をしていてちょっとした抜け毛が見つかることはごく普通のことです。
また、季節の変わり目には換毛期となり、特に春と秋には毛が多く抜けます。
- 猫の抜け毛を掃除するコツは?
-
掃除の最大のコツは、ブラッシングと掃除を頻繁に行い、抜け毛が溜まりにくい環境を作ることです。
定期的な手入れをすることで、抜け毛は紛れもなく減ります。
それを理解しつつ、抜ける毛を早めにキャッチし、こまめに処理することで、家中に抜け毛が飛び散るのを事前に防ぐことができます。
- 抜け毛が少ない猫の種類は?
-
一般的に、スフィンクス、コーニッシュレックス、デボンレックスなどの無毛または短毛の猫種は抜け毛が少ないと言われています。
これらの猫種が抜け毛が少ない理由は、体毛が短い、またはほとんど無いためです。
体毛が少ないため、比較的人間が扱うのも容易で、アレルギーを引き起こす確率も下がります。
まとめ:猫の抜け毛対策は適度なブラッシングとこまめな掃除を
季節によって猫の抜け毛が増えるのはごく自然なことです。
この季節はうちのぺろもこまめにブラッシングしています。



ブラッシング気持ちいのニャ
こまめなブラッシングと掃除、コミュニケーションで愛猫の健康を守ってあげましょうね。


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