愛猫の安全を守るために、飼い主の皆さんは日々気を配っていますよね。
猫が外に出たがる理由は、本能的なものや好奇心、ストレスなどが考えられます。
外での冒険や自由な行動は猫にとって魅力的なものかもしれませんが、それには危険も伴います。
交通事故や病気、けがをしてしまう可能性があるのです。
猫が外に出たがる理由を理解し、それを抑止する方法や代替策を知ることで、愛猫の健康や安全を守ることができます。
猫との生活をより豊かに、安全にするために、この記事を参考にしてみてください。
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猫が外に出たがる理由とは?
猫が外に出たがる理由には、自然な猫の本能と飼い主が満たしていない欲求などがあります。
それぞれ詳しく説明していきます。
外に出たがる理由1:狩りの本能
自然界では、猫は鳥や小動物を狩り、生きていくために外に出ることが必要でした。
そのため、猫には狩りの本能があり、外に出ることでその本能を満たそうとする場合があります。
わが家の愛猫ぺろも、しょっちゅう脱走を企ててます笑
外に出たがる理由2:領域意識の本能
猫には領域意識の本能があり、自分の縄張りを持つことがとても重要だと思っています。
猫は自分の縄張りを守り、侵入者を追い払うために外に出ようとすることがあります。
外に出たがる理由3:社交的な本能
猫は社交的な動物で、仲間と交流することが必要な生き物です。
そのため、外に出てほかの猫と出会ったり、人と触れ合ったりすることが猫にとって重要な場合もあります。
外に出たがる理由4:運動不足
猫には運動が必要であり、十分な運動をさせていない場合、猫が外に出たがることがあります。
外での自由な行動や駆け回りは、猫にとって最適な運動の一つですが、もしいなくなっちゃったらと思うと心配ですよね。
外に出たがる理由5:刺激不足
猫は好奇心旺盛で、常に新しいものに興味を持つ動物です。
屋内だけでは十分な刺激を得られない場合、猫は外に出て、新しい刺激を求めようとすることがあります。
外に出たがる理由6:自由に行動する欲求
猫は自由に行動することが大好きで、屋内だけでは十分な自由を得られない場合、外に出たがることがあります。
屋外で新しい場所を探検し、自分のペースで行動できることでストレスを解消させようとします。
このように、猫が外に出たがる理由には、自然な本能と飼い主が満たしていない欲求があります。
これらの理由を理解することで、猫が外に出たがるときにどう対処すればよいかを理解することができます。
次の章で、猫を外に出すことのメリットとデメリットについて説明します。
猫を外に出すメリット
外に出たがる猫を、外に出してあげるメリットは、次のようなものがあります。
メリット1:運動不足の解消
屋内で過ごす時間が長い猫は、運動不足に陥りやすくなります。
外に出ることで、広い範囲を自由に移動し、走ったりジャンプしたりすることで運動不足解消に繋がり、猫の健康を維持することができます。
メリット2:自然な環境での行動
猫は本来、自然界で生活している動物ですが、外に出ることで、猫が自然な環境で行動することができます。
木登りや鳥を追いかけることなど、猫にとって自然な行動を取ることができるため、猫がストレスを感じることを防ぐことができます。
メリット3: ストレス解消
屋内で生活することで、猫はストレスを感じることがあります。
ストレスが原因で、猫は様々な病気や行動異常を引き起こす可能性もあります。
外に出ることで、猫は新しい刺激を受けることができ、ストレスを解消することができます。
メリット4: 社交性の向上
猫が外に出ることで、他の猫や人と出会う機会が増えます。
このような社交的な経験をすることで、猫は社交性を向上させることができます。
猫を外に出すデメリット
外に出たがる猫を、屋内から出さないデメリットは、次のようなものがあります。
デメリット1:けがや病気のリスク
外で自由に動くことで、猫がけがをする可能性があります。
また、外には病気を持つ動物もいますので、感染症にかかるリスクが高くなります。
わが家のぺろは前に脱走したとき、大量のノミを連れて戻ってきました。
デメリット2:交通事故の危険性
外で自由に動くことで、猫は交通事故に遭う可能性があります。
車やバイクなど、速度の速い乗り物が走る道路周辺には猫を出さないように注意しましょう。
また、猫が道路に出ないように、首輪やハーネス、迷子札などをつけて出かけるようにしましょう。
デメリット3: 繁殖のリスク
屋外で出会う猫同士が交配をすることで、繁殖のリスクがあります。
猫の避妊・去勢手術を行うことで、繁殖を防止することができます。
猫を外に出す場合は、避妊・去勢手術を行うことを検討しましょう。
デメリット4:環境への悪影響
猫が屋外で排泄物をすることで、周囲の環境に悪影響を及ぼすことがあります。
猫が排泄する場所を決め、その場所以外で排泄しないようにするため、猫トイレを利用するようにしつけましょう。
また、猫が野生動物を襲うこともありますので、猫を外に出す際はちゃんと監視するようにしましょうね。
猫を外に出さない室内での遊び方
猫を室内で飼う場合、適切な環境を整備し、適度な運動量を確保することが重要です。
以下では、猫が楽しめるおもちゃの活用方法や、運動量を増やすためのアクティビティ、適切な環境の整備について紹介します。
猫用おもちゃの活用方法
猫は好奇心が旺盛な生き物
いろいろなおもちゃを用意することで、室内でのストレス発散や運動不足の解消につながります。
例えば、猫じゃらしや羽根のついたおもちゃ、縄跳びのようなもので遊んだり、ボールを転がしたりするのがおすすめです。
運動量を増やすためのアクティビティ
室内での運動不足を解消するために、猫にとって楽しいアクティビティを用意するのもいいでしょう。
例えば、猫用のトンネルやキャットウォークを設置したり、キャットタワーに登らせたりすることで、猫が自由自在に動ける環境を作ることができます。
適切な環境の整備
猫を室内で飼う場合、猫がストレスを感じる環境を避けることも大事です。
例えば、猫が自由自在に移動できるよう、十分なスペースを確保することが必要です。
わが家では部屋の扉に猫が出入りできる通用口をつけてます。
また、猫が安心して生活できる環境を整備するために、寝床やトイレの場所も決め、定期的な掃除も怠らないようにしましょう。
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猫を外に出さない猫用アイテムの紹介
猫を室内飼いにする場合、十分な運動や刺激を与えるために、猫用のアイテムを揃えておくといいです。
以下に代表的なアイテムを紹介します。
キャットタワー
キャットタワーは、猫が登ったり、爪を研いだり、隠れたりできる場所です。
高さがあるため、上から眺めたり、ジャンプしたりすることができ、運動不足を解消することができます。
また、猫は自分のテリトリーを持つことができるため、ストレス解消にも効果的です。
爪とぎ用品
爪とぎ用品は、猫が爪とぎをするためのアイテムです。
猫は自然に爪を研いだり、引っかいたりするため、これを禁止することはできません。
以前、愛猫を飼い始めたころわが家では、爪とぎ用品を準備してなくて、壁を愛猫にボロボロにされました笑
猫が自分だけで遊べるおもちゃ
猫が自分だけで遊ぶことができるおもちゃもあるといいです。
例えば、猫が追いかけたり、キャッチしたりすることができるように設計されているもの。
猫ののおもちゃは、猫の運動量や知的好奇心を満たすために役立ちますし、何より見てて可愛いです♪
自動給餌器や飲み水器
猫用の自動給餌器や飲み水器は、食事や水分補給を自動で行うことができるものです。
猫は必要な栄養素を摂取でき、飼いぬしが外出している時間帯にも、猫が自分で食べることができるのでとても便利です。
猫を安全に外に出す|ハーネスの使用法
猫用のハーネスがあるのはご存知でしょうか?
犬の散歩はよく見かけるけど、猫の散歩ってあんまり見ないですよね。
ハーネスを使って猫を外に出してあげることで、愛猫を事故やケガから守ることができます。
ハーネスの選び方
ハーネスは猫が自由に動けるようにしながらも、脱げないように設計されています。
猫の大きさや形に合わせたサイズを選びましょう。
また、猫が慣れるように柔らかくて伸縮性のある素材がおすすめです。また、反射材を使ったものは夜間でも安心して使えます。
ハーネスの着用方法
ハーネスを着用する際には、猫が嫌がって逃げ出すことがないように慣れさせるようにしましょう。
まず、猫にハーネスに触れさせ、慣れるようにします。
つぎに、ハーネスを首にかけて体に合わせるようにし、バックルで固定します。
猫が慣れてきたら、リードを取り付け、外に連れ出す前に室内でちょっと練習してみましょう。
ハーネスの調整方法
ハーネスは首と胴体の2つのパーツから構成されているので、猫の大きさに合わせてちゃんと調整してあげましょう。
猫が立ち上がってもゆとりがあり、かといって緩すぎずに固定されている状態にしてから散歩に出かけましょう。
猫を安全に外に出す|飼い主ができる準備と注意点
猫を安全に外に出すために、飼い主自身も準備と注意を怠らないようにしましょう。
以下に、飼い主ができる準備と注意点を紹介しておきます。
お散歩ルートの確認と事前準備
猫を散歩に連れて行く前に、ルートを確認しておきましょう。
安全で猫が楽しめる場所を選び、猫にとって危険な場所や犬が多くいる場所は避けましょう。
猫の行動を注意深く観察すること
散歩中は、猫の行動を注意深く観察しましょう。
周りの環境や猫が見つけたものに興味を持っているか、猫がストレスを感じていないか、猫が疲れていないかを見守ってあげましょう。
また、猫が怖がって逃げ出してしまうことがあるので、手元のリードはしっかり持って下さい。
猫の健康状態をチェックすること
散歩前には、猫の健康状態をチェックしましょう。
猫が怪我をしていたりする場合は散歩を控えた方がよいです。
また、猫がフィラリア症やノミ・ダニなどの病気にかかっていないか、注意深くみておきましょう。
緊急時の対処法を準備すること
万が一の緊急時に備えて、対処法を準備しておくことも大切です。
例えば、猫が逃げ出してしまった場合は、すぐに捜索するための情報をまとめておき、緊急時には素早く対処できるようにしましょう。
保健所、警察、動物病院などの連絡先も控えておくといいです。
また、散歩中に猫が怪我をした場合にそなえて、簡単な緊急キットなんかも携帯しておくといいとおもいます。
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猫が外に出たがる理由と対策|まとめ
猫は本能的に外に出ることが欲しいと思っているため、室内飼いの猫でも外に出たがることがあります。
うちの猫もいつも外に出たがり、ニャーニャーと鳴いています笑
猫が外に出たがるのを抑止するには、猫が外に出たがる理由を理解することが大切です。
猫は外に出ることで、新しい匂いを嗅ぎ、狩りをするなど、自分の本能に忠実に行動することができます。
しかし、外には交通事故や野生動物、病気のリスクがあり、猫には安全に室内で暮らしてもらうことが望ましいと思いますん。
猫が外に出たがるのを抑止するために、環境の工夫をすることが重要です。
室内には、キャットタワーや適切なおもちゃを準備してあげることで、猫が自分で遊べるようにすることができます。
また、窓際には網戸を設置するなど、猫が勝手に脱走する可能性を減らす対策も行いましょう。
もし、猫を外に連れ出す場合は、ハーネスの使用やルートの確認、緊急時の対処法の準備など、細心の注意を払って行いましょう。
猫が外で安全に楽しめる環境を整えてあげることが大切です。
最後に猫が外に出た時は、ノミに気をつけてくださいね。
わが家はそれでえらい目にあったことがありますので…笑
プロフィール
- アラフィフおじさんブロガー
- 同い年のネイリストと46歳で結婚
- ハチワレ猫の「ぺろ」が大好き
- 会計関連の仕事を26年
- 趣味はキャンプとブログ