うちの愛猫のぺろ(15歳♂)はよく夜鳴きをします。
深夜3時のアオーン。アオーン。
まあまあの音量で鳴きます。
こんな時間に鳴かないでよと思いつつも、何かと心配にもなる猫の夜鳴き。
本記事では、猫の夜鳴きアオーンについて深堀りします。

アオーン
- 猫が夜中にアオーンと鳴く理由をしりたい
- 猫の夜鳴きの対策を知りたい
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猫が夜中に「アオーン」と鳴く理由


「アオーン」という不思議な鳴き声で夜中に目を覚まされた経験がある飼い主さんも多いのではないでしょうか。
猫がなぜこのように夜鳴きするのか、はたまたそれが何を意味しているのか?
本能と夜鳴きの関係、アオーンの真意、そして病状での夜鳴きについて考察します。
猫の本能と夜鳴きの関係
猫の夜鳴き、「アオーン」は、彼らの狩猟本能と深く結びついていると言えます。
この行動は、猫が天敵から身を守ったり、獲物を探し出すための自然な本能からきています。
猫は元来、夜行性の生物で、彼らの祖先は夜に獲物を狩って生きていきました。
なので、猫の目は夜間でもはっきりと周囲を見ることができるよう進化しているのは周知のとおり。
このため猫は夜間に活動的となり、そのエネルギーの一部が「アオーン」という反応となって表れるといわれてます。
あなたの愛猫が夜中になると部屋を走り回る、もしくは何かを追いかけ回したりするのを見たことはありませんか?



これも猫の狩猟本能と深く関連があります。
猫は「アオーン」と鳴いて、まるで略奪者や他の獲物を追い払って自分の縄張りを主張しているかのような行動を取るのです。
これはまさしく、彼らの体が夜行性の狩猟行動を求め、それに反応している結果といえるでしょう。
また、「アオーン」と鳴くことは、獲物を見つけたときの興奮や、他の仲間とコミュニケートするための信号だった可能性も考えられます。
夜中の静けさとは対照的に、猫が鳴く音はとても大きく響くため、他の猫に対するメッセージとしても機能します。
つまり、猫が「アオーン」と鳴く行動は、彼らの自然な本能と深く結びついているのです。
夜鳴きの信号:「アオーン」とは?
「アオーン」という夜鳴きは、猫が何かを要求しているメッセージであることが多いです。
これは、注意を引くためや不満を伝えるための手段と考えられます。
例えば、多いのは食事の要求するケース。
「アオーン」という鳴き声で食事を求めるタイミングは、人間の就寝タイムと重なることが多く、飼い主さんを困惑させることが少なくありません。
他には、「アオーン」と鳴く理由としては、退屈して遊びを求める場合もあります。
こちらも主に夜間に活動する猫の生態からくる行動で、遊んで欲しいという要求を「アオーン」という鳴き声で表現します。



まだあるよ
トイレが汚れていると感じ、それを伝えるために「アオーン」と鳴くこともあります。
これらはすべて、猫が何かを要求し、その要求が満たされなければならないと感じている状況を表しています。
これらを理解することで、猫と飼い主のコミュニケーションの一歩となります。
夜鳴きの代表的な病状:老化や病気からくる鳴き声
夜鳴きは必ず本能や行動の問題だけではなく、老化や特定の病気のサインであることもあります。
夜中に猫が鳴く理由の一つとして、老化によるものがあります。
特に高齢猫の場合、認知症により夜間活動が盛んになったり、視力や聴力の衰えによる不安感が夜鳴きの原因となることが頻繁にあります。
また、痛みや不快感を伴う様々な病気も夜鳴きの原因となり、これらの病気には膀胱炎、関節炎、甲状腺機能亢進症、腎臓病などがあります。
例えば、ある日突然夜鳴きを始めたあなたの愛猫が、普段とは違う行動をするようになった場合、これは何らかの病気の兆候である可能性があります。
もし猫が頻繁にトイレに行く、飲み物を多く摂るようになる、食欲が減退するなどの異常を示した場合、これらは膀胱炎や腎臓病の可能性もあります。
関節炎の場合は、飛び跳ねるのが難しくなる、寝る位置が変わる、歩き方に異変があるなどの兆候が見られます。
猫の夜鳴き対策:効果的な3つの方法


ストレスを軽減するためのペット用品の効果的な利用が、猫の夜鳴き問題を改善するキーとなることが多いです。
これは、猫が安心感を得られる環境や雰囲気を作り上げることが夜鳴きを抑える重要な要素であるからです。
対策1:安心感を与える環境づくり
猫が夜中に「アオーン」と鳴く理由の一つは、心地よく安心できる環境が保たれていないからとも言い換えれます。
これを踏まえて、安心できてストレスのない環境を作ることが猫の夜鳴きを抑制するもっとも有効な対策となります。
猫が落ち着く環境とは、主に「リラックスできる場所の提供」、「安定した生活リズム」、「恒常的な飼い主とのコミュニケーション」の3つです。
猫は環境に敏感なので、状況の変化や不安定な要素があるとストレスを感じ、それが夜鳴きを誘発します。
なので、平常時から安心感のある環境を作ることが何より重要です。
対策2:夜鳴きを抑える食事と運動習慣
猫の夜鳴きを抑えるために、適量な食事と運動が大切であると結論付けられます。
その理由として、まず食事は猫の体調や行動に大きく影響を与えます。
適切な食事で栄養を摂取することで体調を保つ一方、食事の量や時間なども猫の行動パターンに影響を及ぼします。



お腹が減り過ぎて夜中にアオーンしているかもしれません
また、運動はエネルギーの消費とストレス発散になり、猫が夜を穏やかに過ごすことを助けます。
しかし、これらの方法がすべての猫に対して一概に効果的であるわけではないため、個々の猫の習性や状態を観察しながら試行錯誤を繰り返すことが大切です。
対策3:ストレスを軽減するためのペット用品
猫の夜鳴きをおさえるためには、「環境」「食事」「運動」が大事だと言いましたが、これらのことはアイテムを揃えるだけで解決することが多いです。
例えば、「環境」について言うと、ベッドやクッションなど猫専用の空間を設けて安心感を与えるアイテムは、猫のストレスを軽減し、リラックスさせる効果があります。
「食事」については、多くの飼い主が猫の夜鳴きに悩んでいる時間帯は深夜であることから、飼い主が寝ていても定時定量の給餌をしてくれる「自動給餌器」がおすすめです。
自動給餌器ついては別記事でもくわしく紹介しているので気になる方はこちらからどうぞ。


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「運動」についても、猫がエネルギーを十分に消費できれば、夜中に鳴くことのない穏やかな状態を保つことが可能になります。
そのため、日中に適度な運動をさせることを心掛けると良いでしょう。
具体的には、猫用のおもちゃを用いた遊び、または猫用のキャットタワーなどでの活動も有効です。


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年を取り年々昼夜逆転で夜鳴き声がうるさくて困っております。排泄もおもらしが頻繫で困っております。皆様いい助言がありましたらお聞かせください。
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夜鳴き?なのか夜ずっと3時間くらい鳴いていて困っています。
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猫の夜鳴きは年齢に関係がある?


「猫の夜鳴きは年齢に関係がある?」という問いに対する結論は、「はい、関係があります。特にシニア猫が夜鳴きをする場合が多いです」となります。
その理由として、まず最初に考えられるのは老化による身体的な変化。
猫が年を取ると、聴覚だけでなく視覚も衰えてきます。



うちのぺろがまさしくその状態です
これにより、暗い夜間に周りの環境や状況がはっきりと把握できなくなり、猫は不安や恐怖を感じることがあります。
その結果として夜鳴きをすることも…
シニア猫に見られる認知症も考えられます。猫も人と同じように年を取ると認知機能が低下してきます。
認知症の症状の1つに混乱や不安があり、これが夜鳴きに繋がることもあります。
まとめ
一般的に、猫の鳴き声は彼らの欲求や感情を表しています。夜の「アオーン」は、不安、ストレス、退屈、あるいは何らかの病状を示す可能性があるため、正確な理解が求められます。猫は基本的に夜行性の動物です。
そのため、夜間に活動的になり、その結果として鳴き声を上げることがあります。
また、「アオーン」という音は、猫がストレスを感じていて、その場から逃げ出したいというサインだとする意見もあります。
猫の鳴き声を理解するためには、彼らの習性や生態を理解するだけでなく、日々の行動や変化を観察し、それが鳴き声とどのように関連しているのかを分析することが大切です。
最後に、普段は元気な猫が急に毛づくろいをしなくなったり、食事をしなくなったりした場合、何か病気を抱えている可能性があります。
また、普段と違う場所で鳴いたり、何度も同じ場所を舐めるなど、特定の部分にトラブルがあることを示している可能性もあります。
これらの行動を見つけたときは、早めに獣医師に相談しましょうね。
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