この記事は、
- 事務職に応募したいけど履歴書の書き方がわからない
- 志望動機の欄に何を書けばいいのかわからない
といった人に向けた内容になっています。
事務職への転職|志望動機は3つの構成で作成する
履歴書の志望動機はだいたい次の3つの構成で書けばいいと思います。
- なぜその会社(もしくは事務職)を志望したか
- 自分の経験や成果について
- どうなりたいか未来の話
必ずこの3つは企業が知りたいことなので、志望動機には必ずいれるようにしましょう。
採用担当者は自社や仕事のことを、あなたがどれだけ理解できているのか知りたいと思っています。
あなたが何に期待してこの会社を選んだのか、あなたの動機が的外れでないかを知る上で重要だからです。
採用担当者はあなたがこれまで何をやってきた人なのかを知りたいと思っています。
あなたが何に期待してこの会社を選んだのか、あなたの動機が的外れでないかを知る上で重要だからです。
採用担当者はこれからあなたが熱意を持って働いてくれるかを知りたいと思っています。
あなたの目標とする働き方やビジョンが、自社で可能なのかを見ています。
順を追って細かく見ていきましょう。
なぜその会社?なぜ事務職?志望動機を明確に
先程、私がgoogleで「事務職」と打ったら、「事務職 志望動機」と検索の予測候補が出てきました。
次に「事務職 志望動機」と打ったら、「事務職 志望動機 例文」と予測候補が出てきました。
皆さん志望動機の書き方に本当に困ってるんですね
その気持ちはよくわかります。
「給料が高くて残業が少なそう」とか「週休2日だし仕事が楽そう」などの本音があっても、それを履歴書に書くことはできませんし、最近のインターネットではたくさんの志望動機の作り方や例文が掲載されています。(まさに当記事がそうですね。。。)
でもそんなことは採用担当も百も承知で履歴書を見ています
私も仕事で採用面接したりしますが、皆さん大体どこかで見たような志望理由を書かれています。
なので、その企業に対して余程の強い思い入れがない方は、志望理由は短くてもいいと私は思っています。
とはいっても、あまりに薄っぺらい理由にすると面接の時に化けの皮がはがれてしまいますので、次の手順でちゃんと作っておきましょうね。
その企業のことを徹底的に調べる
最近ではほとんどの企業が自社のHPを持っています。
その中で、「事業の概要、動向、強み」、「社風」、「経営者の理念」などを入念に調べて頭に入れて下さい。
また、同業他社のHPなどとも比較して、その企業独自の良い所も必ず見つけてください。
同業他社と比較しておくことで、なぜその企業を選んだのかを明確にしやすくなります。
目指している企業の社風や仕事を深く理解することは、履歴書の作成はもちろん面接の対策としても非常に重要な作業です。
かならず目を通すようにしましょう。
自分と企業との接点を探す
なぜその企業を選んだのか自分との接点をかならず明確にして下さい。
「給与と労働条件」の他にもあなたが応募を決意したポイントがありませんか?
そのポイントをぶれない軸として、「なぜその会社(もしくは事務職)を志望したか」を書くようにしてください。
企業を徹底的に調べて自分との接点を探しておく作業は、後で面接時においても、納得感のある志望理由を説明するのに必ず必要です。
- 「私は御社の〇〇という姿勢に感銘を受けて、志望いたしました。」
- 「私は御社の〇〇に共感し、志望いたしました」
- 「私は御社の〇〇というスタイルに魅力を感じ、志望いたしました」
〇〇の部分には、経営者や企業の理念などから、その会社独自の特色が濃いものを選ぶとよいです。
自分の経験や成果を転職でどう活かすか
履歴書の志望動機には、自分が今まで経験したことや成果を、事務職でどのように活かせるかを書く必要があります。
例えば車の営業をしていた人が、営業成績がトップだった事を履歴書でアピールしても、事務職の履歴書アピールにはなりません。
それなら、自分が前職の営業成績で良い成績を残せたのは、常に営業事務がスピードをもって支えてくれたおかげでした。人を縁の下からサポートする仕事の重要性は十分に理解していることをアピールすべきでしょう。
他に、営業職で培われたコミュニケーション能力をアピールするのいいと思います。
事務職にとってもコミュニケーション能力も必要なスキルのひとつです。
当たり前の話ですが、事務職の求人を出してる企業は、「事務職に向いてる人」を採用したいと思っていますので、履歴書に「私は事務職に向いていますよ」という事をアピールする必要があります。
なので、志望動機を作るにあたり、「事務職に向いてる人はどんな人なのか」ということを知っておきましょう。
事務職に向いてる人は主に次のような人です。
- 人を助ける(サポートする)のが好きな人
- コツコツ作業する事が苦にならない人
- 責任感のある人(仕事をやり遂げる力)
- スピーディーかつ正確に処理ができる人
- スケジュール管理能力が高い人
- コミュニケーション能力の高い人
- パソコンが使える人
- 書類の作成に抵抗がない人
自分のスキルや経験を整理して、上記の当てはまる項目と比較してください。
当てはまる項目が多ければ多いほどいいですが、全てに当てはまる必要はありません。
どれか一つぐらいは当てはまるはずですので、そこを強調してアピールするだけで志望動機は書けます。
- 「私は〇〇なので、コツコツと地道な作業をすることが得意です」
- 「私は〇〇で培った経験をもとに、仕事を最後までやり遂げる力には自信があります」
- 「私は〇〇の経験から、常に幅広い業務に携わってまいりました」
「あくまでも事務職に応募しているということを忘れず、的外れなアピールをしないように気をつけてくださいね。」
事務職としてその会社でどうなりたいか
採用担当者は、これからあなたが熱意を持って働いてくれるかを重要視しています。
これからあなたがどうなりたいか、会社にどう貢献できるか、という事を志望動機に書くことは重要なポイントです。
先程の「自分の経験を語る」で語った内容の後に、これから会社に貢献したい気持ちを付け足して締めれば完成です。
- 「この経験を活かして、将来的には事務職のエキスパートを目指して頑張ります」
- 「その経験を活かして、貴社の多くの部署を縁の下から支えられるよう貢献したい」
- 「これまでの経験を活かしながら、さらなるスキルアップを目指しながら御社の成長を支えられる存在になりたい」
事務職へ転職したいときの志望動機の書き方まとめ(例文あり)
履歴書に企業が知りたいことを書く必要がある。
それは次の3つです。
- 企業の事をどれだけ知っているか
- あなたの考え方や強み。ポジティブな要素。
- これからあなたが熱意を持って働いてくれるか。
最後に、例文を簡単に作成してみましたのでよければ参考にして下さい。
私は御社の「従業員の成功(幸せ)をサポートするために存在する」という姿勢に感銘を受けて志望いたしました。
前職では車の営業を行っており、業務を円滑に進める力やコミュニケーション力を学んでいきました。また前職で私がお客様から信頼をいただく事ができたのは、営業事務の下支えによって、常にお客様にスピーディーな対応ができたおかげでした。
その経験を活かして、事務職として貴社の多くの部署を縁の下から支えられるよう貢献したいと思います。
事務職にといっても色々な種類がありますので、それぞれの適性を理解した上で志望理由を書くように気を付けてくださいね。
7つの事務職について紹介したページはこちらです。
プロフィール
- アラフィフおじさんブロガー
- 同い年のネイリストと46歳で結婚
- ハチワレ猫の「ぺろ」が大好き
- 会計関連の仕事を26年
- 趣味はキャンプとブログ