2匹以上の猫を飼われてるお家でよくある問題として、餌の横取り問題があります。
すべての猫ちゃんが平等にストレスなく食事を楽しめるよう、自動給餌器に対策できる方法を調べてみました。
- 猫を2匹以上飼っている
- 餌の横取りをなくしたい
- 自動給餌器が役に立つか心配
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それでは行くニャ!
【横取り対策1】複数の自動給餌器を使う
1台の自動給餌器でカリカリをあげていましたが、うちの2匹の猫は仲が良くないから同時に食べれず🥲
— 京都猫のきなこ| ダイエット中8.6kg→6.3kg (@tomonekoclub) November 8, 2023
いつもどちらかが食いっぱぐれるので、自動給餌器を増設!8,246円
新しいのはカメラ無しにしました(節約💦)
これで平和な日々になりますように!#petfeeder#自動えさやり機#カリカリマシーン pic.twitter.com/gcbTy00bQp
多頭飼いのお家では、猫それぞれに専用の給餌器を用意することが基本です。
各猫が自分専用の給餌器を認識してくれたらしめたもの。
実際に、友達のお家の2匹は、必ず使う給餌器がそれぞれ決まってるそう。
給餌器はそれぞれ別の場所に置くニャ
それぞれの給餌器を違う場所に置くことで、猫が同時にアクセスしにくいようにするのも工夫のひとつ。
例えば猫を2匹飼っている場合は、ひとつをリビングにひとつを寝室に置くなど…
それぞれの自動給餌器に異なる時間を設定して、一度にすべての猫が同じ場所に集まらないようにする。
猫同士が食事中に接触する可能性をできるかぎり減らします。
【横取り対策2】給餌器に仕切りを追加
冬休みの工作その2
— ぐんそう (@tsubuancoroid) January 2, 2023
自動給餌器の改良
長らくこむぎこが全部食べちゃう(なかおちが譲っちゃう)問題で使用停止していたのを仕切りで半分にできないかテスト。試作の試作なので食べづらそうなのはご勘弁。
概ね半分ずつになるのは確認できたのでヨシ pic.twitter.com/0dmQNXh2bJ
給餌器の周囲に物理的な仕切りを設置することで、食事中の猫が他の猫に邪魔されないようにする方法です。
透明なアクリル板やDIYで作成した木製の仕切りなどで自作しましょう。
給餌器を必要な分用意して、ホームセンターなどでよく売られているカラーボックスなどを利用する手もあります。
ゆっくりごはんを食べたいのニャ
ほかの猫が寄ってきても仕切りがあれば、猫の視覚的な安心感を高めるため、餌を横取りされるストレスも軽減します。
給餌器ごとに個別のエリアを設けて、それを各猫が専用のエリアと認識してくれれば、次回からもその猫はその場所で食事してくれるようになります。
【横取り対策3】多頭飼い専用の自動給餌器を使う
そもそも最近の自動給餌器は多頭飼いに対応したものが売られています。
例えばこんなタイプ
・2ニャンズも喜んで時間通り朝食を食べています。買って良かったです!
・留守中も数回に分けられるし、2匹にあげられるので安心です。
>>クチコミをもっとみる
多頭飼い専用の自動給餌器は、一つの給餌タンクから、複数のトレイへ給餌されるタイプが多いです。
私の知り合いが2匹の猫ちゃんを飼っていますが、右の皿と左の皿、それぞれの猫はちゃんと自分専用の皿を決めて食べてくれるそうです。
とはいえ、次のような例もXで見つけました。
2匹用の自動給餌器を買ってみるなどしたが、結局は1匹が独占してしまうなど… pic.twitter.com/MpPzv2XbsY
— せんぎょ (@sengyo3) January 11, 2024
このように2つのトレイが意味をなさない場合もたまにあるようです。
こればかりは実際に導入してみないとわからないですね。
【横取り対策4】個体識別できる給餌器を使う
ムクちゃん用の自動給餌器が到着しました😆これはマイクロチップを登録するか専用タグをつけた猫しか食べられないので、レラちゃんは食べられません🤣これで盗み食いがなくなるかな? pic.twitter.com/fE4zVkJwOV
— りおり (@riori_doll) May 26, 2020
最近では、マイクロチップを埋め込んだ猫だけがアクセスできる自動給餌器が発売されています。
たとえばこんなの
このような個体識別型の給餌器なら、登録された猫以外は餌を取ることができません。
療養食の猫ちゃんがいる場合などにも活躍してくれます。
ただし次のような例もXを見つけました。
ほまちゃんのマイクロチップに反応して蓋が開く給餌器を導入したのですが、蓋が開く音にビビり散らかして全然食べてくれません😇 pic.twitter.com/whrgNr7ogK
— ビビ・ほまれ (@bibi_homa) August 17, 2022
給餌器の蓋が開く音に驚いて、なかなか食べてくれないという例もあるようです。
とはいえ、楽天のクチコミなどを見ても★4.26(65件)と評価は高く、最初はびっくりしていましたが、すぐ慣れましたというようなクチコミも見受けられました。
【横取り対策5】給餌場所を工夫する
猫同士の干渉を妨げるために、自動給餌器を異なる部屋に置くという方法です。
これにより猫同士の接触が減って、各猫が自分の餌を安心して食べられようになります。
猫生活273日目③
— 猫成長記録簿 (@neco_5003) August 13, 2020
自動給餌器のご飯が出る10分前には各自スタンバイして、エサが出たらそれぞれの定位置でご飯食べ始めるようになった。これで、出掛けた時にネコ達を待たせなくて良くなった👍 pic.twitter.com/YpR3aocSOS
たとえば、一匹の猫の給餌器をリビングに、もう一匹の猫の給餌器を寝室に置いたり、ドアを閉めて一時的に隔離するなどして、専用の自動給餌器をしつけましょう。
これができるようになれば、それぞれのご飯の場所で食べてくれるので、餌の横取りはなくなります。
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【横取り対策6】隠しカメラの利用
飼い主が家に不在で、実際に餌を横取りされてるかどうかを目視出来ない場合は、給餌エリアにカメラを設置し、猫の行動を監視します。
最近では高画質なカメラ付きの自動給餌器も安価で販売されています。
さらにリモート操作が可能な自動給餌器にしておけば、万が一横取りでご飯を食べられなかった猫にも、遠隔操作で給餌してあげることができます。
赤外線による通知設定などもあるので、猫が給餌器を使う際に通知が届くようにスマホアプリで設定することもできて便利です。
隠しカメラ付き自動給餌器は、猫の行動を詳細に監視できるので、問題が発生した場合にも迅速に対応できる強力なツールとなります。
多頭飼い猫が餌を横取りするのを防止する方法まとめ
多頭飼いの猫が餌を横取りするのを防ぐ方法をまとめるとつぎのとおり
- 複数の自動給餌器を使う
- 給餌器に仕切りを追加する
- 多頭飼い専用の自動給餌器を使う
- 個体識別できる給餌器を使う
- 給餌場所を工夫する
- 隠しカメラの利用
これらの方法を組み合わせることで、多頭飼いの家庭でも猫がストレスなく餌を取る環境を整えることができます。
それぞれの家庭に合った給餌器の選定と設置、そして定期的な見守りが、すべての猫がストレスなく食事を楽しむために必要です。
この記事が参考になれば幸いニャ