愛猫に自動でごはんをあげてくれる便利な自動給餌器。
ですが、自動給餌器をこれから買おうか迷ってる人は、デメリットも最初に知っておくといいかもです。
買ってはみたものの、結局使わなくなっちゃった。なんてことがないように、本記事を参考にして下さいね。
- 自動給餌器を買おうか迷っている
- 自動給餌器のデメリットを知っておきたい
- デメリットの対策方法を知りたい
それではいくニャ!
給餌トラブルによるデメリット
自動給餌器のデメリットとには、つぎのような「給餌トラブル」があります。
餌の詰まり
自動給餌器が詰まってしまい、餌が出てなかったという例は意外とあるようです。
ネコ用自動給餌器、詰まって失敗した例 pic.twitter.com/hy56nCDahn
— taco (@taco386) February 12, 2022
餌の種類と形状にもよりますが、大きすぎる粒は給餌口に引っかかりやかったり、湿気を吸った餌は膨張しやすく、詰まりを引き起こしたりします。
また、給餌口が狭かったり、スクリューが回らない、フィーダーの角度が浅く餌がスムーズに流れ出ないなどのトラブルが起きることもあります。
給餌器が倒される
中の餌を食べたくてたまらない猫は、なんとか食べようと給餌器を引っ掻いたり押したりして倒すことがあります。
自動給餌器自体が猫によって倒され、中の餌が床一面に・・・なんてこともあるようです。
帰宅したら自動給餌器が倒され、自由給餌器になっていて膝から崩れ落ちた。 pic.twitter.com/0aTcvq7Who
— シャル🐈アンニュイねこ (@senorineko) October 31, 2021
ほかにも、ベースが小さい給餌器だと、安定性が低くなって倒れたり、軽い材質や設計の給餌器は、猫が少し触れただけで倒れやすかったりします。
多頭飼いの問題
ほかの猫が餌を横取りすることがあります。
多頭飼い用の自動給餌器導入2日目。
— よっし~(*・ω・)ノ 琥珀と瑪瑙(キジトラ♀×2)同居中 (@niku9mofumofu) August 3, 2023
ここからご飯が出てくることは理解してくれた模様。
ただ、結局こうなる💦
#猫
#子猫
#多頭飼い
#猫好きさんと繋がりたい
#猫がいる暮らし pic.twitter.com/Zc2ni0v5sD
多頭飼いをしている場合は、餌を取り合うこともあるようなので心配ですね。
衛生面によるデメリット
自動給餌器の使用には、衛生面も気をつける必要があります。
掃除がたいへん
自動給餌器の掃除が面倒という声をみかけます。
PETKIT使ってたけど掃除しにくくて。シリコンパッキンも緩んできたし、なにより工具使わないと2枚目の排出口カバー外せないのほんと面倒だしボルト穴錆びるし。どの自動給餌器にも言えるけど、もっとお手入れ方法ちゃんと載せてほしい。説明不足すぎる。 pic.twitter.com/FwQlWftBRA
— わかきさんはとてもねむい (@wakaki_mura_yam) February 21, 2024
自動給餌器は色んな部品でできているので、形状が複雑な場合は手が届きにくい部分があり、掃除が面倒です。
餌の種類によっても、粉末状の餌が内部に残りやすくなったり、湿気で餌が固まってしまうと、取り除くのが大変になったりもします。
餌の劣化
タンクの中の餌が劣化する可能性もあります。
「自動給餌器に頼りすぎた愛情不足(という名の給餌器内の餌の劣化によるドライフード忌避)」が原因ではなかろうかと仮説を立て、小分けになったドライフードを買い、家にいるときは直接あげるようにしたら、無事にガツガツ食べてくれるようになりました。よかった……! https://t.co/IGLKs6B1ec
— うまゆう🐴🐈⬛ (@yu_umada) September 28, 2023
給餌器タンクの密閉性が低いと、外気に触れて湿気や空気中の微生物が入り込み、餌が劣化します。
また、給餌器の内部を定期的に清掃しないと、餌のカスや油分が残り、劣化が進みます。
コストと耐久性のデメリット
自動給餌器の使用には、コストや耐久性も考慮する必要があります。
初期費用が高い
自動給餌器の導入は、普通のフードボウルなどと比べるとやはりコストがかかります。
7年前、チャタロウを迎え入れる時に購入した自動給餌器がついに壊れてしまい、高いからどうしようかと悩んでいた最新タイプをついに購入。
— ERRY (@ERRY14219890) August 3, 2023
フードの残量が見えるし、画像もめちゃくちゃキレイ😍 高かったけど買ってよかった♪#カリカリマシーンV2C#自動給餌器#動画は朝食タイムを寝室から盗み見 pic.twitter.com/I30cdGEy9W
自動給餌器の価格は機能によってピンキリ。
カメラが付いたり、音声機能がついたり、機能が増えるにしたがって高くなっていきます。
耐久性の問題
中古や安いだけの粗悪品は、すぐ壊れたりする場合があります。
メルカリで買った自動給餌器、もう壊れた(T . T)
— 愛とふぁん太 (@fantaloveai) July 16, 2020
ちゃんと役立つ自動給餌器かお試しだったから、どうせ新品を買い換えるつもりだったけど、メルカリではあったけど、一応「新品未使用」を買ったんだけどなぁ。一度人の手に渡った限り中古か。慌てて前の自動給餌器を洗った💦
安さにつられて安価な素材を使用していると、部品も摩耗しやすく、壊れやすくなります。
ほかにも、猫が給餌器を倒したり、強く叩いたりして壊す場合もあります。
電源の問題のデメリット
自動給餌器は、「自動」なので電源が必要です。
電源トラブル
停電時に使えない場合があります。
万一の外出中の停電の備えもあって、自動給餌器の他に、乾電池式のも平行して使っていて、普段はおやつが出るようにしているのだが、機械を回収したら、もらえると思ってこのやる気の表情#れんげちゃん pic.twitter.com/5US6H7a0sT
— 川田健@にゃあせんせい (@abu_jian) February 20, 2024
基本的に自動給餌器は電気で動作するため、給電方法がACアダプターのみの給餌器は、停電時に動作が停止します。
電池の消耗
電池式は長時間の使用に向かない。
おはようございます。月曜日の朝です。
— テクリス (@teclis0712) April 14, 2024
自動給餌器の電池切れで、カリカリ出てこなかったのを怒っている猫です。 pic.twitter.com/TI6QYka2HC
電池式は電池切れをおこすと、当然動作が停止します。
以前は僕も電池式を使っていましたが、電池を頻繁に交換しないといけなかったりして、結構コストもかかっていました。
その他のデメリット
ほかにもつぎのようなデメリットがあります。
依存しすぎる
飼い主が猫の健康状態を見逃しやすくなる。
東京に行っていたので、にゃんずのお世話は、自動給餌器と水にお願い。
— わたはる|獣医師 (@vet_wataharu) November 30, 2023
3日後、帰ったらにゃんず怒ってた。
おやつの要求、遊びの要求、なでなで、ブラッシングの要求。いろいろすごい😂
自動化トイレとかごはんとか、たくさん商品出てるけど、猫が求めているのは、飼い主との触れ合いなんです🙏
自動給餌器に依存しすぎると、愛猫との触れ合いが減る可能性があり、気をつけていないと健康状態を見逃すことがあります。
設置場所の制約
自動給餌器はその設置場所に制約がかかる場合があります。
自動給餌器!いい感じの設置場所がここしかなく…。
— いなる◆スパコミ-く12b (@y_inaru) December 4, 2022
付属受け皿じゃなくて、いつも使ってる陶器のやつにしたかったんで、ちょいとこぼれるのはご愛嬌ってことで…w pic.twitter.com/rK5HGihoPv
給餌器が電源を必要とする場合、近くにコンセントがないと設置できなかったり、給餌器自体が大きいと、狭いスペースに置けなかったりします。
また、Wi-Fi対応の給餌器の場合、強いWi-Fi信号が届く場所に設置する必要があります。
自動給餌器のデメリット対策
これまでにあげた11個のデメリットはこちら。
- 餌の詰まり
- 給餌器が倒される
- 多頭飼いの問題
- 掃除がたいへん
- 餌の劣化
- 初期費用が高い
- 耐久性の問題
- 電源トラブル
- 電池の消耗
- 依存しすぎる
- 設置場所の制約
これらを解決する方法を解説するよ♪
【給餌トラブル対策】カメラ付きの給餌器
カメラ付きの給餌器を使用すれば、「餌の詰まり」や「給餌器の倒れ」などにも素早く気づいて対応することができます。
また、ペットの給餌状況をリアルタイムで確認できるので旅行中や外出中でも安心です。
カメラ付き自動給餌器買ったけど可愛すぎる~🤣 pic.twitter.com/tDLyE7CGax
— a͓̽s͓̽u͓̽m͓̽i͓̽ @ 引渡し! (@sumifu06) April 3, 2024
- 猫の食事をリアルタイムで監視可能
- 健康状態や食欲の変化を素早く発見できる
- 餌の残量を確認し、必要に応じて補充できる
- 周囲の状況も把握できる
- 猫とコミュニケーションが可能なものもある
【給餌トラブル対策】 分けた給餌場所
多頭飼い用の給餌器を設置することにより餌の取り合いを緩和することができます。
2匹用自動給餌器のサイズがでかくてオーダーメイドの食事台また作ってもらった!
— ゴクリン・マヤ (@pokemayayan) May 5, 2023
実家で私が何年も使ってたベッドのリメイク✨
そして多頭飼い用自動給餌器最高買ってよかった。 pic.twitter.com/Ex16TysmLE
また、給餌器を複数箇所に設置して、取り合いを緩和する方法もあります。
【衛生面対策】定期的な掃除
タンクは定期的に洗浄し、餌の交換をこまめに行う。
仕事の都合でご飯あげるのが母しか出来なくて嫉妬で気が狂いそうだったので自動給餌器を購入!
— さふ (@0b_udon) October 8, 2023
電池対応、本体も分解できてトレー部分だけ取ることもできるので洗いやすい!
自動給水器は2台とも倒されたからダッパーinだよ
こうならないでくれよな、自動給餌器くん pic.twitter.com/IEiBbE8B6X
そのため、自動給餌器はシンプルで分解可能なものが良く、洗いやすいものを選びましょう。
たとえばトレイだけでも簡単に取り外せて、洗えるようなものがよいです。
また餌の交換は、少量をこまめに交換してあげることで、劣化や風味が落ちることを遅らせることができます。
【コスト対策】給餌器に必要な機能を絞る
導入する給餌器に「本当に必要な機能が何か?」を絞ることで、費用を落とすことができます。
自動給餌器買うかどうか迷ってる🤔機能も値段もいろいろあって…
— yori (@fight1008) October 31, 2023
悩んでるうちに日が過ぎる😅
wi-fi機能は必要か?カメラ機能は必要か?音声機能は必要か?など、必要な機能を絞り込んで、予算に合ったものを選びましょう。
【コスト対策】セールを活用
費用を安く抑えたいならセールやキャンペーンを利用して購入しましょう。
Amazonのタイムセールでウチのネッコ用に前から欲しかった自動給餌器が安くなってたのでポチッたった😺
— もみじ卍ゅう (@momiji_man_10) September 5, 2023
まあ滅多に使うことはないけど、いざ泊まりで出掛けるって時に備えておくと良いよね(^•֊•^)✧︎ pic.twitter.com/PalR3g87XY
Amazonや楽天市場では定期的にセールやキャンペーンが行われています。
日頃から自動給餌器の相場を知っておくことで、それらのセールで商品が本当に安くなっているか知ることができます。
【電源トラブル対策】ハイブリッド式給餌器
電池とACアダプターの両方が使えるハイブリッド式なら、停電時や運用コストの面でも安心です。
【いま読まれています】
— カラパイア@不思議と謎の大冒険 (@karapaia) November 1, 2023
この猫やりおる。自動給餌器の脆弱性をつき、電源プラグを少し抜いて餌をゲットhttps://t.co/d5AHT4HBZ1 pic.twitter.com/DCzNMVi8M2
特に電池式の場合は、電池を頻繁に交換する費用があり、運用コストに大きな差が出ます。
充電池を使ったとしても充電の手間がわずらわしいので、これから給餌器を買うならハイブリッド式が良いです。
【その他対策】健康チェック
自動給餌器に頼りすぎないで、健康状態は日々確認ニャ!
筆者のおすすめはこれ↓
自動給餌器のデメリットと対策まとめ
自動給餌器のデメリットはつぎのとおり
- 餌の詰まり
- 給餌器が倒される
- 多頭飼いの問題
- 掃除がたいへん
- 餌の劣化
- 初期費用が高い
- 耐久性の問題
- 電源トラブル
- 電池の消耗
- 依存しすぎる
- 設置場所の制約
デメリットの対策はつぎのとおり
- 分けた給餌場所
- 定期的な掃除
- 給餌器に必要な機能を絞る
- セールを活用
- ハイブリッド式給餌器
- 健康チェック
これらのデメリットと対策を理解し、猫の自動給餌器を導入する際に役立ててください。