猫の自動給餌器|デメリットは11個もあるけど対策方法もある!

愛猫に自動でごはんをあげてくれる便利な自動給餌器。

ですが、自動給餌器をこれから買おうか迷ってる人は、デメリットも最初に知っておくといいかもです。

買ってはみたものの、結局使わなくなっちゃった。なんてことがないように、本記事を参考にして下さいね。

この記事が参考になる人
  • 自動給餌器を買おうか迷っている
  • 自動給餌器のデメリットを知っておきたい
  • デメリットの対策方法を知りたい
ぺろ

それではいくニャ!

目次

給餌トラブルによるデメリット

自動給餌器のデメリットとには、つぎのような「給餌トラブル」があります。

餌の詰まり

自動給餌器が詰まってしまい、餌が出てなかったという例は意外とあるようです。

餌の種類と形状にもよりますが、大きすぎる粒は給餌口に引っかかりやかったり、湿気を吸った餌は膨張しやすく、詰まりを引き起こしたりします。

また、給餌口が狭かったり、スクリューが回らない、フィーダーの角度が浅く餌がスムーズに流れ出ないなどのトラブルが起きることもあります。

給餌器が倒される

中の餌を食べたくてたまらない猫は、なんとか食べようと給餌器を引っ掻いたり押したりして倒すことがあります。

自動給餌器自体が猫によって倒され、中の餌が床一面に・・・なんてこともあるようです。

ほかにも、ベースが小さい給餌器だと、安定性が低くなって倒れたり、軽い材質や設計の給餌器は、猫が少し触れただけで倒れやすかったりします。

多頭飼いの問題

ほかの猫が餌を横取りすることがあります​。

多頭飼いをしている場合は、餌を取り合うこともあるようなので心配ですね。

衛生面によるデメリット

自動給餌器の使用には、衛生面も気をつける必要があります。

掃除がたいへん

自動給餌器の掃除が面倒という声をみかけます。

自動給餌器は色んな部品でできているので、形状が複雑な場合は手が届きにくい部分があり、掃除が面倒です。

餌の種類によっても、粉末状の餌が内部に残りやすくなったり、湿気で餌が固まってしまうと、取り除くのが大変になったりもします。

餌の劣化

タンクの中の餌が劣化する可能性​もあります。

給餌器タンクの密閉性が低いと、外気に触れて湿気や空気中の微生物が入り込み、餌が劣化します。

また、給餌器の内部を定期的に清掃しないと、餌のカスや油分が残り、劣化が進みます。

コストと耐久性のデメリット

自動給餌器の使用には、コストや耐久性も考慮する必要があります。

初期費用が高い

自動給餌器の導入は、普通のフードボウルなどと比べるとやはりコストがかかります。

自動給餌器の価格は機能によってピンキリ。

カメラが付いたり、音声機能がついたり、機能が増えるにしたがって高くなっていきます。

耐久性の問題

中古や安いだけの粗悪品は、すぐ壊れたりする場合があります​。

安さにつられて安価な素材を使用していると、部品も摩耗しやすく、壊れやすくなります。

ほかにも、猫が給餌器を倒したり、強く叩いたりして壊す場合もあります。

電源の問題のデメリット

自動給餌器は、「自動」なので電源が必要です。

電源トラブル

停電時に使えない場合があります。

基本的に自動給餌器は電気で動作するため、給電方法がACアダプターのみの給餌器は、停電時に動作が停止します。

電池の消耗

電池式は長時間の使用に向かない​。

電池式は電池切れをおこすと、当然動作が停止します。

以前は僕も電池式を使っていましたが、電池を頻繁に交換しないといけなかったりして、結構コストもかかっていました。

その他のデメリット

ほかにもつぎのようなデメリットがあります。

依存しすぎる

飼い主が猫の健康状態を見逃しやすくなる​。

自動給餌器に依存しすぎると、愛猫との触れ合いが減る可能性があり、気をつけていないと健康状態を見逃すことがあります。

設置場所の制約

自動給餌器はその設置場所に制約がかかる場合があります。

給餌器が電源を必要とする場合、近くにコンセントがないと設置できなかったり、給餌器自体が大きいと、狭いスペースに置けなかったりします。

また、Wi-Fi対応の給餌器の場合、強いWi-Fi信号が届く場所に設置する必要があります。

自動給餌器のデメリット対策

これまでにあげた11個のデメリットはこちら。

自動給餌器のデメリット
  • 餌の詰まり
  • 給餌器が倒される
  • 多頭飼いの問題
  • 掃除がたいへん
  • 餌の劣化
  • 初期費用が高い
  • 耐久性の問題
  • 電源トラブル
  • 電池の消耗
  • 依存しすぎる
  • 設置場所の制約
ぺぺきよ

これらを解決する方法を解説するよ♪

【給餌トラブル対策】カメラ付きの給餌器

カメラ付きの給餌器を使用すれば、「餌の詰まり」や「給餌器の倒れ」などにも素早く気づいて対応することができます。

また、ペットの給餌状況をリアルタイムで確認できるので旅行中や外出中でも安心です。

カメラ付きの給餌器でできること
  • 猫の食事をリアルタイムで監視可能
  • 健康状態や食欲の変化を素早く発見できる
  • 餌の残量を確認し、必要に応じて補充できる
  • 周囲の状況も把握できる
  • 猫とコミュニケーションが可能なものもある

【給餌トラブル対策】 分けた給餌場所

多頭飼い用の給餌器を設置することにより餌の取り合いを緩和することができます。

また、給餌器を複数箇所に設置して、取り合いを緩和する方法もあります。

【衛生面対策】定期的な掃除

タンクは定期的に洗浄し、餌の交換をこまめに行う。

そのため、自動給餌器はシンプルで分解可能なものが良く、洗いやすいものを選びましょう。

たとえばトレイだけでも簡単に取り外せて、洗えるようなものがよいです。

また餌の交換は、少量をこまめに交換してあげることで、劣化や風味が落ちることを遅らせることができます。

【コスト対策】給餌器に必要な機能を絞る

導入する給餌器に「本当に必要な機能が何か?」を絞ることで、費用を落とすことができます。

wi-fi機能は必要か?カメラ機能は必要か?音声機能は必要か?など、必要な機能を絞り込んで、予算に合ったものを選びましょう。

【コスト対策】セールを活用

費用を安く抑えたいならセールやキャンペーンを利用して購入​しましょう。

Amazonや楽天市場では定期的にセールやキャンペーンが行われています。

日頃から自動給餌器の相場を知っておくことで、それらのセールで商品が本当に安くなっているか知ることができます。

【電源トラブル対策】ハイブリッド式給餌器

電池とACアダプターの両方が使えるハイブリッド式なら、停電時や運用コストの面でも安心です。

特に電池式の場合は、電池を頻繁に交換する費用があり、運用コストに大きな差が出ます。

充電池を使ったとしても充電の手間がわずらわしいので、これから給餌器を買うならハイブリッド式が良いです。

【その他対策】健康チェック

ぺろ

自動給餌器に頼りすぎないで、健康状態は日々確認ニャ!

筆者のおすすめはこれ↓

自動給餌器のデメリットと対策まとめ

ぺぺきよ

自動給餌器のデメリットはつぎのとおり

自動給餌器 11のデメリット
  • 餌の詰まり
  • 給餌器が倒される
  • 多頭飼いの問題
  • 掃除がたいへん
  • 餌の劣化
  • 初期費用が高い
  • 耐久性の問題
  • 電源トラブル
  • 電池の消耗
  • 依存しすぎる
  • 設置場所の制約
ぺぺきよ

デメリットの対策はつぎのとおり

デメリット対策
  • 分けた給餌場所
  • 定期的な掃除
  • 給餌器に必要な機能を絞る
  • セールを活用
  • ハイブリッド式給餌器
  • 健康チェック

これらのデメリットと対策を理解し、猫の自動給餌器を導入する際に役立ててください。

目次